競馬場やテレビの画面で競走馬たちを見ていると、「みんな同じ茶色に見えるのに、よく見ると濃さが違うな」「あの真っ白な馬はなんていう毛色なんだろう?」と気になったことはありませんか?
実は、日本国内の競馬(JRAなど)で認められているサラブレッドの毛色は、全部で8種類しかありません。
一見すると同じように見える黒い馬や茶色い馬も、実は足元の色の違いや、目の周りのわずかな色の違いによって、明確に別の毛色として分類されているのです。
この記事では、競馬初心者の方でもパドックやレース映像を見ただけでパッと馬の毛色を見分けられるよう、全8種類の毛色の特徴、見分け方のコツ、そして各毛色を代表する歴代の名馬たちを紹介します!
毛色の違いが分かると、競走馬たちの個性がより際立ち、競馬が今の10倍楽しくなりますよ。ぜひ最後までチェックしてみてください!
⏱ 読了時間:約5分
この記事でわかること
✅ 競走馬(サラブレッド)の毛色全8種類の一覧
✅ 各毛色の特徴と見分け方のコツ
✅ 競馬がもっと楽しくなる!毛色にまつわる豆知識と代表的な名馬
それでは、競走馬の毛色の違いやそれぞれの特徴について、見ていきましょう。
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競走馬の毛色は全部で8種類!一覧表
まずは、サラブレッドに認められている8種類の毛色を一覧表で確認してみましょう。それぞれの出現率の目安や、競馬ファンなら誰もが知る代表馬もまとめています。
| 毛色 | 特徴 | 出現率の目安 | 主な代表馬 |
|---|---|---|---|
| 鹿毛(かげ) | 最も一般的・足元やたてがみが黒い | 約50% | ディープインパクト |
| 黒鹿毛(くろかげ) | 黒に近い茶色・お腹などが褐色 | 約14% | ナリタブライアン |
| 青鹿毛(あおかげ) | 目の周りだけ茶色い黒馬 | 約3% | イクイノックス |
| 青毛(あおげ) | 全身が完全な真っ黒 | 約1% | シーザリオ |
| 栗毛(くりげ) | 全身が明るい茶色 | 約23% | オルフェーヴル |
| 栃栗毛(とちくりげ) | 濃いチョコレート色 | 不明(極めて稀) | サクラローレル |
| 芦毛(あしげ) | 年齢とともに白くなる | 約7% | ゴールドシップ |
| 白毛(しろげ) | 生まれた時から真っ白 | 0.01%以下 | ソダシ |
※出現率はサラブレッド全体の目安であり、年度や国内外の集計によって多少前後します。
競走馬の毛色8種類を解説
ここからは、それぞれの毛色の特徴と見分け方のコツなどを解説していきます。
①鹿毛(かげ)
・特徴:サラブレッド全体の約半数を占める、最もポピュラーな毛色です。
・見分け方のコツ:体全体は明るい赤褐色(茶色)ですが、「たてがみ」「しっぽ」「四肢の先端(足元)」が黒いのが最大の特徴です。
・代表馬:ディープインパクト、アーモンドアイ、シンボリルドルフなど
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②黒鹿毛(くろかげ)
・特徴:鹿毛よりも全体的に黒みが強く、落ち着いた雰囲気を持つ毛色です。
・見分け方のコツ:パッと見は黒い馬に見えますが、お腹の周りや目の周辺、脇の下などが綺麗な褐色(茶色)をしています。
・代表馬:ナリタブライアン、スペシャルウィーク、シンボリクリスエスなど
👉 【関連記事】黒鹿毛の名馬をもっと詳しく!

③青鹿毛(あおかげ)
・特徴:黒鹿毛よりもさらに黒く、次に紹介する「青毛(真っ黒)」の一歩手前の色合いです。
・見分け方のコツ:全身がほとんど黒色で覆われていますが、目の周りや鼻の周辺だけがわずかに茶色を帯びています。
・代表馬:イクイノックス、コントレイル、デアリングタクトなど
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④青毛(あおげ)
・特徴:サラブレッドの中でわずか1%程度しか存在しない、希少な「漆黒の馬」です。
・見分け方のコツ:季節による毛の生え変わり時期であっても、体のどこを見ても一切茶色い部分がない、完全な真っ黒な馬を指します。
・代表馬:シーザリオ、テスコガビー、ヴェラアズールなど
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⑤栗毛(くりげ)
・特徴:全体が明るい黄褐色や赤褐色の、非常に華やかで目立つ毛色です。
・見分け方のコツ:鹿毛と違って、たてがみや足元が黒くなりません。体と同じか、それより明るい色をしています。特にたてがみやしっぽが金色に見える馬は「尾花栗毛(おばなくりげ)」と呼ばれ人気があります。
・代表馬:オルフェーヴル、タイキシャトル、ダイワスカーレットなど
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⑥栃栗毛(とちくりげ)
・特徴:栗毛よりもさらに濃く、黒みがかった茶色(高級なチョコレートのような色)です。
・見分け方のコツ:滅多に出会えない極めて珍しい毛色です。全体がかなり濃い茶色ですが、やはり鹿毛のように足元やたてがみが黒くなることはありません。
・代表馬:サクラローレル、ノンコノユメ、サッカーボーイなど
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⑦芦毛(あしげ)
・特徴:競馬ファンから圧倒的な人気を誇る「白くなっていく馬」です。
・見分け方のコツ:生まれた時は黒や茶色をしていますが、年齢を重ねるごとに白い毛が混ざり、最終的には真っ白になります。現役時代はまだグレー(灰色)の馬も多いです。
・代表馬:ゴールドシップ、オグリキャップ、クロフネなど
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⑧白毛(しろげ)
・特徴:突然変異などで生まれる、奇跡の「純白の馬」です。
・見分け方のコツ:年齢とともに白くなる芦毛とは違い、生まれた瞬間から全身が真っ白です。肌の色がピンク色で、目が青くなる個体も存在します。
・代表馬:ソダシ、ハクホウクン、ユキチャンなど
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毛色によってレースの強さは変わる?
競馬の世界には「芦毛は夏に強い」などの格言がありますが、統計的・科学的には毛色の違いによる能力(スピードやスタミナ)の差はないとされています。
「鹿毛」の競走馬が圧倒的に多くG1を勝っているのは、単に分母(生まれてくる数)が全体の半分を占めるほど多いからです。
しかし、白毛のソダシが世界初のG1制覇を成し遂げたように、珍しい毛色の馬が活躍する姿には、データを超えたロマンがありますよね。
まとめ
毛色を覚えると競馬がもっと楽しくなる!
サラブレッドの毛色は全部で8種類。一見すると見分けが難しそうな「黒い馬たち(黒鹿毛・青鹿毛・青毛)」も、目の周りや足元に注目することで、見分けられるようになります。
毛色を覚えると、パドックやレース映像を見たときに以下のような新しい楽しみ方が生まれます。
- 「あの黒鹿毛の馬、馬体がピカピカに輝いていて調子が良さそう!」
- 「お気に入りの栗毛の馬を見つけたから応援してみよう!」
- 「芦毛のグレーが抜けて白くなってきたな、ベテランの味が出てきた!」
次回の週末はぜひ出走馬たちの「毛色」に注目してみてください。競走馬たちの個性がより際立ち、競馬の応援が今よりもっと楽しくなりますよ!
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