
「ケイくん」
青葉賞を勝つと日本ダービーを勝てないって聞くけど、本当なの?

競馬ファンの間では有名なジンクスだね。でも、本当に勝てないのか、歴代の成績を見ながら検証していきます!
⏱ 読了時間:約10分
この記事でわかること
✅青葉賞組は本当に日本ダービーを勝てないのか
✅歴代青葉賞組の日本ダービー成績
✅「青葉賞組は勝てない」と言われる理由
✅日本ダービーでジンクス打破に迫った青葉賞組(5選)
それでは、青葉賞組は本当に日本ダービーを勝てないのか、歴代の成績や名レースを振り返りながら検証していきましょう!
青葉賞とは?
青葉賞(あおばしょう)は、毎年4月下旬に東京競馬場・芝2400mで行われる3歳限定のGⅡ競走です。
1984年に日本ダービー指定オープンとして創設され、1994年にGⅢへ昇格しました。
その後、1995年から日本ダービートライアルに指定され、2001年にはGⅡへ格上げ。現在では、日本ダービーを目指す有力馬が集う重要な前哨戦として位置付けられています。
青葉賞の1・2着馬には日本ダービーへの優先出走権が与えられるため、多くの有力馬がダービー切符を懸けて出走します。
青葉賞組の日本ダービー成績
青葉賞から日本ダービーに挑戦した馬は数多くいるものの、2026年現在、青葉賞組から日本ダービー馬は誕生していません。そのため、「青葉賞組は日本ダービーを勝てない」というジンクスが競馬ファンの間で語り継がれています。
しかし、あと一歩まで迫った馬は少なくありません。
日本ダービーで好走した青葉賞組も数多く存在します。つまり、「勝てない」だけで一括りにするのではなく、惜しくも栄冠に届かなかった名馬たちが数多くいたことも事実です。
ダービートライアルに指定された1995年以降、青葉賞組が日本ダービーでどのような成績を残してきたのか、歴代の結果を一覧で見ていきましょう。
| 年 | 青葉賞組(着順) | 日本ダービー(着順) |
|---|---|---|
| 1995 | シグナルライト(2着) オースミベスト(3着) | シグナルライト(5着) オースミベスト(8着) |
| 1996 | マウンテンストーン(1着) カシマドリーム(2着) メイショウジェニエ(5着) | マウンテンストーン(11着) カシマドリーム(取消) ☆メイショウジェニエ(3着) |
| 1997 | トキオエクセレント(1着) フジヤマビザン(2着) スリーファイト(3着) | トキオエクセレント(8着) フジヤマビザン(16着) スリーファイト(11着) |
| 1998 | タヤスアゲイン(1着) メジロランバート(2着) エスパシオ(3着) シャインポイント(4着) ビルドアップリバー(18着) | タヤスアゲイン(8着) メジロランバート(6着) エスパシオ(16着) シャインポイント(12着) ビルドアップリバー(18着) |
| 1999 | ペインテドブラック(1着) マイネルシアター(2着) タイクラッシャー(3着) | ペインテドブラック(7着) マイネルシアター(8着) タイクラッシャー(17着) |
| 2000 | カーネギーダイアン(1着) タニノソルクバーノ(2着) マイネルブラウ(2着) | カーネギーダイアン(7着) タニノソルクバーノ(13着) マイネルブラウ(14着) |
| 2001 | ルゼル(1着) プレシャスソング(2着) ダイイチダンヒル(6着) | ルゼル(1着) プレシャスソング(2着) ダイイチダンヒル(6着) |
| 2002 | シンボリクリスエス(1着) バンブーユベントス(2着) ヤマノブリザード(3着) | ★シンボリクリスエス(2着) バンブーユベントス(12着) ヤマノブリザード(9着) |
| 2003 | ゼンノロブロイ(1着) タカラシャーディー(2着) クラフトワーク(3着) スズカドリーム(10着) | ★ゼンノロブロイ(2着) タカラシャーディー(11着) クラフトワーク(9着) スズカドリーム(15着) |
| 2004 | ハイアーゲーム(1着) ホオキパウェーブ(2着) アドマイヤビッグ(5着) | ☆ハイアーゲーム(3着) ホオキパウェーブ(9着) アドマイヤビッグ(14着) |
| 2005 | ダンツキッチョウ(1着) ニシノドコマデモ(2着) ブレーヴハート(3着) コスモオースティン(11着) | ダンツキッチョウ(13着) ニシノドコマデモ(6着) ブレーヴハート(9着) コスモオースティン(17着) |
| 2006 | アドマイヤメイン(1着) エイシンテンリュー(3着) | ★アドマイヤメイン(2着) エイシンテンリュー(12着) |
| 2007 | ヒラボクロイヤル(1着) トーセンマーチ(2着) フィニステール(3着) | ヒラボクロイヤル(16着) トーセンマーチ(14着) フィニステール(15着) |
| 2008 | アドマイヤコマンド(1着) クリスタルウイング(2着) モンテクリスエス(3着) | アドマイヤコマンド(7着) クリスタルウイング(6着) モンテクリスエス(16着) |
| 2009 | アプレザンレーヴ(1着) マッハヴェロシティ(2着) トップカミング(3着) | アプレザンレーヴ(5着) マッハヴェロシティ(8着) トップカミング(9着) |
| 2010 | ペルーサ(1着) トゥザグローリー(2着) | ペルーサ(6着) トゥザグローリー(7着) |
| 2011 | ウインバリアシオン(1着) ショウナンパルフェ(2着) | ★ウインバリアシオン(2着) ショウナンパルフェ(6着) |
| 2012 | フェノーメノ(1着) エタンダール(2着) | ★フェノーメノ(2着) エタンダール(8着) |
| 2013 | ヒラボクディープ(1着) アポロソニック(2着) レッドレイヴン(11着) | ヒラボクディープ(13着) ☆アポロソニック(3着) レッドレイヴン(12着) |
| 2014 | ショウナンラグーン(1着) ワールドインパクト(2着) マイネルフロスト(6着) | ショウナンラグーン(6着) ワールドインパクト(10着) ☆マイネルフロスト(3着) |
| 2015 | レーヴミストラル(1着) タンタアレグリア(2着) | レーヴミストラル(9着) タンタアレグリア(7着) |
| 2016 | ヴァンキッシュラン(1着) レッドエルディスト(2着) プロディガルサン(4着) マイネルハニー(8着) | ヴァンキッシュラン(13着) レッドエルディスト(9着) プロディガルサン(10着) マイネルハニー(16着) |
| 2017 | アドミラブル(1着) ベストアプローチ(2着) マイネルスフェーン(9着) | ☆アドミラブル(3着) ベストアプローチ(9着) マイネルスフェーン(16着) |
| 2018 | ゴーフォザサミット(1着) エタリオウ(2着) | ゴーフォザサミット(7着) エタリオウ(4着) |
| 2019 | リオンリオン(1着) ランフォザローゼス(2着) | リオンリオン(15着) ランフォザローゼス(7着) |
| 2020 | ヴァルコス(2着) | ヴァルコス(14着) |
| 2021 | ワンダフルタウン(1着) | ワンダフルタウン(10着) |
| 2022 | プラダリア(1着) ロードレゼル(2着) | プラダリア(5着) ロードレゼル(14着) |
| 2023 | スキルヴィング(1着) ハーツコンチェルト(2着) | スキルヴィング(17着) ☆ハーツコンチェルト(3着) |
| 2024 | シュガークン(1着) ショウナンラプンタ(2着) | シュガークン(7着) ショウナンラプンタ(15着) |
| 2025 | ファイアンクランツ(2着) | ファイアンクランツ(9着) |
| 2026 | ゴーイントゥスカイ(1着) ケントン(10着) | ゴーイントゥスカイ(4着) ケントン(15着) |
※1995年のダービートライアル指定以降、2026年現在まで青葉賞組から日本ダービー馬は誕生していません。最高着順は2着で、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、アドマイヤメイン、ウインバリアシオン、フェノーメノなど、多くの名馬があと一歩で涙をのんでいます。
「青葉賞組は勝てない」と言われる理由
1995年にダービートライアルへ指定される以前の1984年の創設以来、2026年現在まで青葉賞組から日本ダービー馬は一頭も誕生していません。
1995年に日本ダービートライアルへ指定された後も、その記録は現在まで続いており、これは単なる偶然ではなく、いくつかの理由があると考えられています。
① 日本ダービーまでの間隔が短い
青葉賞は4月下旬に行われ、日本ダービーまでは約4週間しかありません。
東京芝2400mというタフな条件を走った直後に再び同じ距離でGⅠを戦うため、疲労が抜け切らないまま本番を迎えるケースも少なくありません。
なお、2026年からは開催日程の見直しにより、青葉賞から日本ダービーまでの間隔が従来より1週間延長されました。
これにより、馬体の回復や調整に充てられる時間が増え、これまで課題とされてきたローテーション面の負担は軽減されています。今後、この変更が青葉賞組の日本ダービー制覇につながるのかにも注目が集まります。
② 日本ダービー本番で相手関係が一気に強化される
青葉賞にはダービー出走権を狙う馬が集まりますが、日本ダービーでは皐月賞組や別路線の有力馬が合流します。
皐月賞上位馬やクラシック戦線の中心馬との力勝負になるため、青葉賞では勝てても、日本ダービーでさらに一段高い壁に直面することになります。
③ 青葉賞で力を出し切ってしまうケースが多い
青葉賞は1・2着馬に日本ダービーへの優先出走権が与えられるため、各陣営にとっては「何としても権利を獲りたい一戦」です。
そのため、仕上げのピークを青葉賞に合わせる馬も多く、本番では上積みが少なくなることがあります。一方で、皐月賞組はダービーを最大目標に調整してくるケースが多く、仕上がりの差が結果に表れることもあります。

「ケイくん」
同じ東京芝2400mなのに、どうして勝てないんだろうと思ってたけど、日程や相手関係を考えると納得だね!

それでもシンボリクリスエスやフェノーメノなど、あと一歩まで迫った名馬はたくさんいました。次は、そんな『惜しかった青葉賞組』をレース映像とともに振り返ってみましょう!
日本ダービーでジンクス打破に迫った青葉賞組5選
① 2002年 シンボリクリスエス(2着)
青葉賞を快勝し、1番人気のタニノギムレットに次ぐ3番人気で日本ダービーへ挑んだシンボリクリスエス。レースでは好位で折り合い、直線では力強く脚を伸ばして一度は勝利も期待されました。
しかし、外から鋭く伸びたタニノギムレットにゴール前でかわされ、惜しくも2着。それでも、青葉賞組が日本ダービー制覇に最も迫ったレースの一つとして、今なお語り継がれています。
💡シンボリクリスエスについて詳しくはこちら

🎥 2002年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
② 2003年 ゼンノロブロイ(2着)
青葉賞を完勝し、日本ダービーでも有力馬の一頭として出走したゼンノロブロイ。道悪となったレースでも好位からしっかりと脚を伸ばし、最後まで懸命に追い上げました。
しかし、二冠制覇を狙うネオユニヴァースには及ばず惜しくも2着。それでもクラシックで高い能力を示し、翌2004年には天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念を制する「秋古馬三冠」を達成。歴代屈指の名馬として競馬史に名を刻みました。
🎥 2003年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
③ 2006年 アドマイヤメイン(2着)
青葉賞を制したアドマイヤメインは、武豊騎手とのコンビで日本ダービーに挑戦。スタート直後から果敢にハナを奪うと、自分のペースへ持ち込み、直線に入っても先頭を譲りませんでした。
しかし、ゴール前でメイショウサムソンにかわされ、惜しくも2着。それでも、逃げ切り寸前まで粘り抜いたその走りは、多くの競馬ファンの記憶に残る名レースとなっています。青葉賞組がダービー制覇にあと一歩まで迫った、代表的な一戦です。
🎥 2006年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
④ 2012年 フェノーメノ(2着)
青葉賞を快勝して日本ダービーへ駒を進めたフェノーメノ。好位でレースを進めると、直線では力強く抜け出し、一時は先頭に立つ勢いを見せました。
しかし、内から伸びたディープブリランテとの激しい叩き合いの末、ハナ差で惜しくも2着。あとわずか数センチ届かず、青葉賞組初の日本ダービー制覇はなりませんでした。
その後は天皇賞(春)を2連覇するなど長距離界を代表する名馬へと成長し、この日本ダービーもフェノーメノの高い実力を証明した一戦として語り継がれています。
🎥 2012年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
⑤ 2017年 アドミラブル(3着)
青葉賞を圧巻の末脚で制し、「青葉賞史上最強クラス」との呼び声も高かったアドミラブル。日本ダービーでは後方待機から直線勝負に懸ける競馬を選択しました。
最後の直線ではメンバー最速となる上がり3ハロン33秒3の豪脚で追い込みましたが、前を行くレイデオロ、スワーヴリチャードにはあと一歩届かず3着。それでも、強烈な末脚でスタンドを沸かせた走りは、多くの競馬ファンの記憶に残る名レースとなっています。
🎥 2017年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
まとめ
青葉賞は日本ダービーへの重要な前哨戦として多くの名馬を送り出してきました。しかし、1984年の創設以来、2026年現在まで青葉賞組から日本ダービー馬は誕生していません。
それでも、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、アドマイヤメイン、フェノーメノ、アドミラブルなど、あと一歩まで迫った名馬は数多く存在します。ジンクスは今も続いていますが、それだけに「今年こそ青葉賞組が悲願を達成するのか」という点は、毎年日本ダービーの大きな見どころの一つとなっています。
これからも青葉賞組が歴史を塗り替える瞬間に注目しながら、日本ダービーを楽しみましょう。

「ケイくん」
青葉賞組が一度も日本ダービーを勝ってないなんて驚いた!だから毎年『今年こそ』って期待されるんだね!

そうなんです!青葉賞組は何度もダービー制覇まであと一歩に迫ってきました。だからこそ、このジンクスが破られる瞬間は競馬史に残る大ニュースになるはずです。青葉賞組にも注目して、日本ダービーをさらに楽しみましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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