
「ケイくん」
青鹿毛にもすごい名馬ってたくさんいるの?黒っぽい馬が多いけど、鹿毛とはどう違うんだろう!

そうなんです!青鹿毛は、黒に近い深みのある馬体が特徴で、力強さと気品を兼ね備えた美しい毛色です。イクイノックスやコントレイルなど日本競馬史に名を刻んだ名馬も数多く青鹿毛として活躍しました。今回は、そんな青き輝きを放った競馬史に残る青鹿毛の名馬を10頭ご紹介します!
⏱ 読了時間:約10分
この記事でわかること
✅青鹿毛とは?
✅日本競馬史に名を刻んだ青鹿毛の名馬10選
それでは、日本競馬史に名を刻み、青き輝きを放った青鹿毛の名馬たちを見ていきましょう。
青鹿毛とは?
青鹿毛とは、全身のほとんどが黒色で、目や鼻の周辺や腹部などにわずかに褐色が見られる毛色のことです。一見すると黒一色に見えますが、部分的に褐色が残っているのが特徴で、サラブレッドでは比較的珍しい毛色として知られています。
青鹿毛の馬は、深みのある黒い馬体が特徴で、力強さと気品を兼ね備えた美しい見た目が魅力です。
青鹿毛は、青毛や黒鹿毛と見分けるのが非常に難しい毛色ですが、部分的に褐色が残っている点が特徴です。この記事では、狭義の「青鹿毛」の名馬に絞ってご紹介します。
💡 関連記事
青鹿毛以外にも、日本競馬には魅力あふれる毛色の名馬が数多く存在します。ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。







青鹿毛の名馬10選
①イクイノックス
世界ランキング1位に輝いた最強馬
イクイノックスは、2022年の天皇賞(秋)でGI初制覇を果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞(秋)連覇、ジャパンカップを制し、GI6勝を挙げた青鹿毛の名馬です。
2023年にはロンジンワールドベストレースホースランキングで世界1位に輝き、日本調教馬として歴代最高タイとなるレーティング135を記録。世界最高峰の競走馬として高い評価を受けました。
現役生活はわずか10戦でしたが、その圧倒的な強さで競馬史に名を刻みました。引退後は種牡馬として新たなスタートを切り、その血統にも大きな期待が寄せられています。
💡ワールドベストレースホースランキング とは?
ワールドベストレースホースランキングとは、世界中の競走馬を能力で評価・順位付けする世界共通のランキングです。
国際競馬統括機関連盟(IFHA)が発表しており、「レーティング」と呼ばれる数値で競走馬の強さを評価します。数値が高いほど、その年に優れたパフォーマンスを見せた馬と評価されます。
🎥 2022年 天皇賞(秋) レース映像(JRA公式)
②コントレイル
父子で無敗三冠を成し遂げた奇跡の名馬
コントレイルは、2020年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞を無敗で制し、史上3頭目となる無敗のクラシック三冠を達成した青鹿毛の名馬です。さらに、父ディープインパクトとの世界初となる親子無敗三冠という偉業を成し遂げました。
翌2021年にはジャパンカップを制して有終の美を飾り、2020年にはJRA賞年度代表馬、2021年には最優秀4歳以上牡馬に選出されるなど、日本競馬を代表する存在として活躍しました。
父から受け継いだ圧倒的な才能と勝負強さで競馬史に名を刻み、引退後は種牡馬として新たな歴史を築くことが期待されている青鹿毛の名馬です。
🎥 2020年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
③デアリングタクト
史上初の無敗で牝馬三冠を達成した名牝
デアリングタクトは、2020年に桜花賞、優駿牝馬(オークス)、秋華賞を無敗で制し、史上初となる無敗の牝馬三冠を達成した青鹿毛の名牝です。卓越した勝負強さで、一気に競馬史へその名を刻みました。
2020年にはJRA賞最優秀3歳牝馬に選出され、同世代のトップホースとして活躍。同年のジャパンカップでは、無敗三冠馬のコントレイル、アーモンドアイとの「三冠馬対決」が大きな話題となりました。
故障に苦しみながらも最後まで懸命に走り続けた姿は、多くの競馬ファンの心を打ちました。日本競馬史上初の偉業を成し遂げた青鹿毛の名牝として、今なお高く評価されています。
🎥 2020年 秋華賞 レース映像(JRA公式)
④クロワデュノール
新時代を切り拓くダービー馬
クロワデュノールは、2025年の日本ダービーを制して世代の頂点に立つと、2026年には大阪杯、天皇賞(春)を制し、日本競馬を代表する青鹿毛の名馬へと成長しました。
2歳時にはホープフルステークスを制して才能の片鱗を見せ、クラシック戦線でも安定した強さを発揮。持ち前の総合力と勝負強さで数々のビッグレースを制し、トップホースとして活躍しています。
父キタサンブラック譲りの力強さと高い競走能力を受け継ぎ、今後さらなる活躍が期待される存在です。新時代の競馬界を牽引する青鹿毛の名馬として、多くの競馬ファンから注目を集めています。
🎥 2025年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
⑤キズナ
父の想いを受け継いだ日本ダービー馬
キズナは、2013年の日本ダービーを制し、世代の頂点に立った青鹿毛の名馬です。武豊騎手とのコンビで豪快な差し切り勝ちを決め、多くの競馬ファンに感動を与えました。
その後はフランスへ遠征し、世界最高峰レース・凱旋門賞にも挑戦。惜しくも勝利には届きませんでしたが、日本馬の実力を世界に示しました。2013年にはJRA賞最優秀3歳牡馬にも選ばれています。
引退後は種牡馬としても成功を収め、ソングラインやジャスティンミラノなど数多くの活躍馬を輩出。競走馬・種牡馬の両面で日本競馬に大きな足跡を残した青鹿毛の名馬です。
🎥 2013年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
⑥フジキセキ
幻の三冠馬と呼ばれた名馬
フジキセキは、1994年の朝日杯3歳ステークス(現・朝日杯フューチュリティステークス)を制し、無敗のままクラシック最有力候補として期待された青鹿毛の名馬です。しかし、皐月賞を目前に屈腱炎を発症し、無念の引退を余儀なくされました。
現役時代はわずか4戦4勝でしたが、その圧倒的な能力から「幻の三冠馬」とも呼ばれ、多くの競馬ファンの記憶に残る存在となりました。
引退後は種牡馬としても大成功を収め、カネヒキリをはじめ11頭のGI馬を輩出。競走馬・種牡馬の両面で日本競馬に大きな功績を残した青鹿毛の名馬です。
🎥 1995年 朝日杯3歳ステークス レース映像(JRA公式)
⑦マンハッタンカフェ
長距離王として頂点に立った名馬
マンハッタンカフェは、2001年の菊花賞でGI初制覇を果たすと、その年の有馬記念、翌2002年の天皇賞(春)を制し、長距離路線の頂点に立った青鹿毛の名馬です。
遅咲きながら本格化すると圧倒的な強さを発揮し、2002年にはJRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されました。スタミナと勝負強さを兼ね備えた走りで、多くの競馬ファンを魅了しています。
引退後は種牡馬としても成功を収め、ジョーカプチーノやヒルノダムールなど数多くの活躍馬を輩出。競走馬・種牡馬の両面で日本競馬に大きな足跡を残した青鹿毛の名馬です。
🎥 2001年 有馬記念 レース映像(JRA公式)
⑧ソングライン
安田記念連覇を成し遂げた最強マイラー
ソングラインは、2022年・2023年の安田記念を連覇し、日本を代表するマイラーとして活躍した青鹿毛の名牝です。2023年にはヴィクトリアマイルも制し、国内マイル路線で圧倒的な強さを見せました。
さらに海外の舞台でも好成績を収めるなど、高い実力を発揮。2023年にはJRA賞最優秀4歳以上牝馬と最優秀マイラーに選出され、日本競馬を代表するマイル女王として高く評価されています。
スピードと勝負強さを兼ね備えた走りで国内外のファンを魅了し、日本競馬史に残る青鹿毛の名牝としてその名を刻みました。
🎥 2023年 安田記念 レース映像(JRA公式)
⑨フェノーメノ
天皇賞(春)を連覇した名ステイヤー
フェノーメノは、2013年・2014年の天皇賞(春)を連覇し、長距離路線で圧倒的な強さを見せた青鹿毛の名馬です。持ち前のスタミナと勝負根性を武器に、日本競馬を代表するステイヤーとして活躍しました。
天皇賞(春)以外にも、青葉賞やセントライト記念、日経賞などの重賞を制覇。安定した走りで数々の名勝負を演じ、多くの競馬ファンから支持を集めました。
派手さよりも確かな実力で結果を残し、長距離戦で無類の強さを発揮したことから、日本競馬史に名を刻む青鹿毛の名ステイヤーとして今なお語り継がれています。
🎥 2014年 天皇賞(春) レース映像(JRA公式)
⑩メジロラモーヌ
史上初の牝馬三冠を達成した名牝
メジロラモーヌは、1986年に桜花賞、優駿牝馬(オークス)、エリザベス女王杯を制し、中央競馬史上初の牝馬三冠を達成した青鹿毛の名牝です。当時は秋華賞がまだ創設されておらず、エリザベス女王杯が牝馬三冠の最終戦でした。
1985年にはJRA賞最優秀3歳牝馬、1986年には最優秀4歳牝馬に選出されるなど、同世代を代表する存在として活躍。華麗な走りと安定した強さで、多くの競馬ファンを魅了しました。
牝馬三冠という偉業を初めて成し遂げた功績は今なお色あせることなく、日本競馬史を語るうえで欠かすことのできない青鹿毛の名牝として語り継がれています。
🎥 1986年 エリザベス女王杯 レース映像(JRA公式)
まとめ
青鹿毛の馬は、漆黒に近い深みのある馬体と気品あふれる美しさが魅力で、サラブレッドの中では比較的珍しい毛色です。日本競馬史を振り返ると、数々の名馬が青鹿毛として競馬ファンを魅了してきました。
今回ご紹介した10頭は、それぞれ異なる個性や輝かしい実績を持ちながら、日本競馬史にその名を刻んでいます。イクイノックスの世界ランキング1位、コントレイルの無敗三冠、デアリングタクトの史上初となる無敗の牝馬三冠など、どの馬にも語り継がれる伝説があります。
ぜひレース映像もあわせて観て、それぞれの名馬が残した伝説の走りを体感してみてください。きっと、青鹿毛の馬ならではの力強さと美しさをより深く感じられるはずです。

「ケイくん」
青鹿毛の名馬って、本当にすごい馬ばかりだったね!世界最強馬や三冠馬、歴史を変えた名馬がたくさんいて、ますます競馬が好きになったよ!

そうなんです!青鹿毛は比較的珍しい毛色ですが、その中には日本競馬の歴史を変えた名馬が数多く存在します。
今回紹介した10頭以外にも魅力あふれる青鹿毛の名馬はたくさんいます。ぜひレース映像なども観ながら、自分だけのお気に入りの青鹿毛の名馬を見つけてみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
💡関連記事




コメント