
「ケイくん」
セレクトセールって毎年ニュースになるけど、何億円もした馬って本当に活躍するの?

気になりますよね!今回は、歴代の最高額落札馬がその後どんな成績を残したのかを振り返り、最高額落札馬は期待どおりの活躍を見せたのかを分かりやすく解説します。
⏱ 読了時間:約10分
この記事でわかること
✅セリとは?
✅ セレクトセールとはどんなセリなのか
✅ 歴代最高額落札馬とその後の成績
✅ 高額馬でも活躍できない理由
- セリとは?
- セレクトセールとは?
- 歴代最高額落札馬とその後の成績
- 1998年(アドマイヤセレクト)
- 1999年(ピタゴラス)
- 2000年(カーム)
- 2001年(ロッタレースの01)
- 2002年(トーセンダンス)
- 2003年(フサイチジャンク)
- 2004年(ザサンデーフサイチ)
- 2005年(ダノンマスターズ)
- 2006年(ディナシー)
- 2007年(アドマイヤハーレ)
- 2008年(アドマイヤスコッチ)
- 2009年(トーセンロレンス)
- 2010年(トーセンパワフル)
- 2011年(ラストグルーヴ)
- 2012年(トーセンスターダム)
- 2013年(ロイカバード)
- 2014年(New World Power)
- 2015年(サトノヴィクトリー)
- 2016年(サトノソロモン、サトノジェネシス)
- 2017年(アドマイヤビルゴ)
- 2018年(ダノンレガーロ)
- 2019年(リアド)
- 2020年(ショウナンアデイブ)
- 2021年(ホウオウプロサンゲ)
- 2022年(ダノンエアズロック)
- 2023年(サガルマータ)
- 2024年(エムズビギン)
- 2025年(ミッドナイトビズーの25)
- 高額馬でも活躍できない理由
- まとめ
セリとは?
セリとは?
競馬でいう「セリ」とは、馬を売買するオークション(競売)のことです。
生産牧場が育てた子馬を購入希望者が競り合い、最も高い金額を提示した人が落札します。
JRAの馬主やクラブ法人などが参加し、将来活躍が期待される馬には数億円もの値段が付くことも珍しくありません。
日本では年間を通じてさまざまな競走馬セールが開催されており、セレクトセールをはじめ、セレクションセールやサマーセールなどがあります。
💡 初心者向けポイント
「セリ=オークション」と考えると分かりやすいです。
美術品や車のオークションと同じように、欲しい人同士が価格を競り合って購入します。
セレクトセールとは?
セレクトセールは、JRAグループのJRHA(日本競走馬協会)が主催する日本最大級の競走馬セールです。
1998年に第1回目が開催されました。
北海道苫小牧市のノーザンホースパークで毎年開催され、全国の有力牧場が選りすぐりの馬を上場します。
国内外の馬主が参加し、毎年数億円の高額落札馬が誕生することでも知られています。
そのため、競馬ファンからも大きな注目を集めるイベントとなっています。
歴代最高額落札馬とその後の成績
1998年に始まったセレクトセールでは、毎年注目の高額落札馬が誕生しています。
ここでは、各年の最高額落札馬と、その後の競走成績を振り返っていきます。セレクトセールは1998年にスタートし、2006年から現在の「1歳馬・当歳馬」の構成になりました。
💡 当歳馬とは?
当歳馬(とうさいば)とは、その年に生まれた0歳の子馬のことです。
例えば、2025年生まれの馬であれば、2025年中は「当歳馬」と呼ばれます。
競馬の世界では、まだレースに出走していない赤ちゃんの状態でセリに出されることもあり、将来の活躍を期待して数億円で落札されるケースもあります。
💡 1歳馬とは?
1歳馬とは、生まれた翌年の馬のことです。
競馬では当歳馬よりも成長が進み、馬体や歩き方などを確認しやすいため、より具体的な将来性を見極めながら購入されます。
それでは、各年のセレクトセール最高額落札馬が、その後どのような競走成績を残したのかを見ていきましょう。
※本記事の落札額は、セレクトセール公式発表に基づく税込価格で統一しています。
1998年(アドマイヤセレクト)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | アドマイヤセレクト |
| 父 | サンデーサイレンス |
| 母 | ファデッタ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 1億9950万円 |
| 落札者 | 近藤利一 |
| 主な実績 | 1勝クラス |
1999年(ピタゴラス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ピタゴラス |
| 父 | サンデーサイレンス |
| 母 | バレークイーン |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 1億8900万円 |
| 落札者 | 金子真人 |
| 主な実績 | 未勝利 |
2000年(カーム)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | カーム |
| 父 | サンデーサイレンス |
| 母 | フランクアーギュメント |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 3億3600万円 |
| 落札者 | 岡田美佐子 |
| 主な実績 | 地方3勝 |
💡ちなみに、2000年の落札額2位はアドマイヤグルーヴでした。
後にエリザベス女王杯を2連覇するなどGⅠ2勝を挙げ、繁殖牝馬としても数々の活躍馬を送り出しています。
2001年(ロッタレースの01)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ロッタレースの01 |
| 父 | サンデーサイレンス |
| 母 | ロッタレース |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 1億9950万円 |
| 落札者 | ジョン・ファーガソン(イギリス) |
| 主な実績 | 海外でデビュー(成績不明) |
💡ちなみに、2001年の落札額2位はハイアーゲームでした。
後に青葉賞(GⅡ)を制し、日本ダービーでは3着と健闘。重賞ウイナーとして息の長い活躍を見せました。

「ケイくん」
「ロッタレースの01」って変わった馬名だね!

実はこの時点ではまだ正式な馬名は決まっていません。セリでは「母馬名+生まれ年(西暦)の下2桁」で呼ばれるのが一般的なんですよ。
2002年(トーセンダンス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | トーセンダンス |
| 父 | サンデーサイレンス |
| 母 | ダンシングキイ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 3億5175万円 |
| 落札者 | 島川隆哉 |
| 主な実績 | 未勝利 |
2003年(フサイチジャンク)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | フサイチジャンク |
| 父 | サンデーサイレンス |
| 母 | セトフローリアン2 |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 3億4650万円 |
| 落札者 | 関口房朗 |
| 主な実績 | オープン入り |
💡 豆知識
1998年から2003年まで、セレクトセールの最高額落札馬はすべてサンデーサイレンス産駒でした。
当時は「サンデーサイレンスの子なら走る」と言われるほど人気が高く、セレクトセールでも圧倒的な存在感を放っていました。
👉 サンデーサイレンスが日本競馬に与えた影響については、こちらの記事で詳しく解説しています。

2004年(ザサンデーフサイチ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ザサンデーフサイチ |
| 父 | ダンスインザダーク |
| 母 | エアグルーヴ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 5億1450万円 |
| 落札者 | 林進 |
| 主な実績 | 2勝クラス |
ザサンデーフサイチは、当時のセレクトセール史上最高額となる5億1450万円で落札され、大きな話題となりました。
父はダンスインザダーク、母は名牝エアグルーヴという超良血馬で、その血統への期待の高さが落札額にも表れています。
しかし、デビュー後は期待されたほどの成績を残すことができず、高額馬だから必ず活躍するとは限らないことを象徴する1頭となりました。
2005年(ダノンマスターズ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ダノンマスターズ |
| 父 | シンボリクリスエス |
| 母 | マストビーラヴド |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 2億2050万円 |
| 落札者 | ダノックス |
| 主な実績 | 1勝クラス |
2006年(ディナシー)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ディナシー |
| 父 | キングカメハメハ |
| 母 | トゥザヴィクトリー |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 6億3000万円 |
| 落札者 | グローブエクワインマネージメント有限会社 |
| 主な実績 | 未出走 |
ディナシーは6億3000万円で落札され、2004年のザサンデーフサイチ(5億1450万円)を大きく更新する当時のセレクトセール史上最高額となりました。
しかし、競走馬として一度もターフに立つことはありませんでした。

「ケイくん」
えっ!?6億3,000万円もした馬なのに、一度もレースに出なかったの!?

そうなんです。競走馬は血統だけでなく、故障や成長などさまざまな要素が影響します。ディナシーは「高額馬=必ず活躍するわけではない」ことを象徴する1頭と言えるでしょう。
2007年(アドマイヤハーレ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | アドマイヤハーレ |
| 父 | クロフネ |
| 母 | マイケイティーズ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 3億1500万円 |
| 落札者 | 近藤利一 |
| 主な実績 | 1勝クラス |
2008年(アドマイヤスコッチ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | アドマイヤスコッチ |
| 父 | アグネスタキオン |
| 母 | ブルーアヴェニュー |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 2億5725万円 |
| 落札者 | 近藤利一 |
| 主な実績 | 未勝利 |
2009年(トーセンロレンス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | トーセンロレンス |
| 父 | ダイワメジャー |
| 母 | ウインドインハーヘア |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 1億7325万円 |
| 落札者 | 島川隆哉 |
| 主な実績 | 未出走 |
💡 ちなみに、2009年の落札額1位・2位は、島川隆哉氏がともに落札しました。
2位のトーセンホマレボシは、後に京都新聞杯(GⅡ)を制し、日本ダービー3着と重賞ウイナーになっています。
2010年(トーセンパワフル)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | トーセンパワフル |
| 父 | ネオユニヴァース |
| 母 | アコースティクス |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 1億1760万円 |
| 落札者 | 島川隆哉 |
| 主な実績 | 1勝クラス |
2011年(ラストグルーヴ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ラストグルーヴ |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | エアグルーヴ |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 3億7800万円 |
| 落札者 | 山本英俊 |
| 主な実績 | 1勝クラス |
2012年(トーセンスターダム)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | トーセンスターダム |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | アドマイヤキラメキ |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 2億6250万円 |
| 落札者 | 島川隆哉 |
| 主な実績 | GⅠトゥーラックハンデキャップ(2017・豪国) GⅠエミレーツステークス(2017・豪国) GⅢきさらぎ賞(2014・日本) GⅢチャレンジカップ(2014・日本) |
💡 ちなみに、トーセンスターダムは、歴代のセレクトセール最高額落札馬として初めてJRA重賞を制した馬となりました。
その後はオーストラリアへ移籍し、G1・エミレーツステークスを制するなど、海外でも活躍を見せています。
2013年(ロイカバード)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ロイカバード |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | アゼリ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 2億5200万円 |
| 落札者 | 寺田寿男 |
| 主な実績 | オープン入り |
💡 ちなみに、2013年の落札額2位はサトノダイヤモンドでした。
後に菊花賞・有馬記念のGⅠ2勝を挙げ、日本を代表する名馬へと成長しました。
2014年(New World Power)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | New World Power |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | リッスン |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 2億8080万円 |
| 落札者 | アルターニ殿下(カタール) |
| 主な実績 | 海外でデビュー(成績不明) |
2015年(サトノヴィクトリー)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | サトノヴィクトリー |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | ジョコンダ2 |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 2億5380万円 |
| 落札者 | 里見治紀 |
| 主な実績 | 2勝クラス |
2016年(サトノソロモン、サトノジェネシス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | サトノソロモン |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | イルーシヴウェーヴ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 3億240万円 |
| 落札者 | サトミホースカンパニー |
| 主な実績 | 2勝クラス |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | サトノジェネシス |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | マルペンサ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 3億240万円 |
| 落札者 | サトミホースカンパニー |
| 主な実績 | 3勝クラス |
2017年(アドマイヤビルゴ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | アドマイヤビルゴ |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | イルーシヴウェーヴ |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 6億2640万円 |
| 落札者 | 近藤旬子 |
| 主な実績 | オープン入り |
2018年(ダノンレガーロ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ダノンレガーロ |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | キングスローズ |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 2億7000万円 |
| 落札者 | ダノックス |
| 主な実績 | 3勝クラス |
2019年(リアド)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | リアド |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | タイタンクイーン |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 5億760万円 |
| 落札者 | 大塚亮一 |
| 主な実績 | 2勝クラス |
2020年(ショウナンアデイブ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ショウナンアデイブ |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | シーヴ |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 5億6100万円 |
| 落札者 | 国本哲秀 |
| 主な実績 | オープン入り(※現役) |
💡 豆知識
2011年から2020年まで、セレクトセール最高額落札馬は10年連続でディープインパクト産駒でした。
圧倒的な競走成績と種牡馬としての実績を背景に、ディープインパクト産駒は毎年のようにセレクトセールの主役となり、高額落札が続きました。
👉 ディープインパクトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

2021年(ホウオウプロサンゲ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ホウオウプロサンゲ |
| 父 | キズナ |
| 母 | セルキス |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 4億5100万円 |
| 落札者 | 小笹芳央 |
| 主な実績 | オープン入り(※現役) |
2022年(ダノンエアズロック)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ダノンエアズロック |
| 父 | モーリス |
| 母 | モシーン |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 4億9500万円 |
| 落札者 | ダノックス |
| 主な実績 | オープン入り(※現役) |
2023年(サガルマータ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | サガルマータ |
| 父 | コントレイル |
| 母 | コンヴィクション2 |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 5億7200万円 |
| 落札者 | 前田幸治 |
| 主な実績 | 2勝クラス(※現役) |
2024年(エムズビギン)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | エムズビギン |
| 父 | キタサンブラック |
| 母 | デルフィニア2 |
| 区分 | 1歳馬 |
| 落札額 | 6億4900万円 |
| 落札者 | エムズレーシング |
| 主な実績 | オープン入り(※現役) |
💡 ちなみに、エムズビギンは、6億4,900万円(税込)で落札され、ディナシー(6億3,000万円)を上回るセレクトセール歴代最高落札額を更新しました。
2025年(ミッドナイトビズーの25)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ミッドナイトビズーの25 |
| 父 | イクイノックス |
| 母 | ミッドナイトビズー |
| 区分 | 当歳馬(0歳) |
| 落札額 | 6億3800万円 |
| 落札者 | ネブラスカレーシング |
| 主な実績 | 未登録 |
💡 豆知識
2017年以降は、セレクトセールの最高落札額が5億円を超える年が珍しくなくなりました。
競馬人気の高まりや馬主の購買意欲、良血馬への期待などを背景に、高額落札馬が毎年のように話題となっています。

「ケイくん」
高額馬なら絶対に活躍すると思ってたけど、競馬って本当に分からないんだね…。

そうなんです。高額な落札額は「期待の大きさ」を表していますが、実際に活躍するかどうかは走ってみなければ分かりません。だからこそ競馬には数々のドラマが生まれ、多くのファンを魅了し続けているんですよ。
高額馬でも活躍できない理由
セレクトセールでは数億円で落札される馬もいますが、高額だからといって必ず名馬になるわけではありません。
競走馬にはさまざまな要素が関係するため、期待どおりに活躍できないケースも少なくありません。
① 故障やケガ
競走馬は非常に繊細な動物です。
どれだけ血統や馬体が優れていても、デビュー前や現役時代に故障を発症すれば能力を発揮できません。
実際に、6億3,000万円で落札されたディナシーは、一度もレースに出走することなく引退しました。
② 血統だけでは能力は分からない
父や母が名馬でも、必ずしも子どもも同じように走るとは限りません。
競走能力は血統だけで決まるものではなく、体質や気性、成長力なども大きく影響します。
③ 成長には個体差がある
子馬の段階では将来性を見極めるしかありません。
早熟な馬もいれば、成長が遅い馬もいるため、期待どおりに能力が伸びないこともあります。
④ 競馬には「予測できない面白さ」がある
高額落札馬が期待どおりに活躍することもあれば、それほど高額ではなかった馬がGⅠ馬になることもあります。
だからこそ競馬にはドラマが生まれ、多くのファンを魅了し続けています。
まとめ
高額落札馬の歴史を振り返ると、活躍馬もいれば、期待どおりに活躍できなかった馬もいました。
それでも毎年セレクトセールが大きな注目を集めるのは、「未来の名馬が誕生する瞬間」に立ち会えるからです。
これからも新たな歴史を刻む一頭が現れることに期待しましょう。

「ケイくん」
なるほど…。値段だけでは名馬になるかどうかは分からないんだね!

その通りです。落札額は期待の大きさを表していますが、競走馬の未来は誰にも分かりません。だからこそ、毎年のセレクトセールや競馬が多くの人を惹きつけているんですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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