
「ケイくん」
ドゥラメンテってよく名前を聞くけど、そんなにすごい馬だったの?

ドゥラメンテは、皐月賞と日本ダービーを制して二冠を達成した名馬です。現役時代はケガに苦しみながらも圧倒的な走りを見せ、多くの競馬ファンを魅了しました。引退後は数多くのGI馬を送り出し、種牡馬としても大きな成功を収めています。今回は現役時代の戦績から種牡馬としての功績まで、初心者向けにわかりやすく紹介します!
⏱ 読了時間:約10分
この記事でわかること
✅ドゥラメンテとはどんな馬だったのか
✅現役時代の主な戦績
✅種牡馬としての功績(代表産駒5選)
それでは、皐月賞と日本ダービーを制して二冠馬に輝き、引退後は数多くのGI馬を送り出したドゥラメンテについて、現役時代の活躍や種牡馬としての功績まで詳しく見ていきましょう。
ドゥラメンテとはどんな馬だったのか
ドゥラメンテの基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 馬名 | ドゥラメンテ |
| 生年月日 | 2012年3月22日 |
| 性別 | 牡馬 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 父 | キングカメハメハ |
| 母 | アドマイヤグルーヴ |
| 母父 | サンデーサイレンス |
| 生産者 | ノーザンファーム |
| 馬主 | サンデーレーシング |
| 調教師 | 堀宣行(美浦) |
| 主戦騎手 | M.デムーロ |
| 通算成績 | 9戦5勝 |
| 獲得賞金 | 6億6106万3000円 |
| 主な勝ち鞍(GⅠ) | 皐月賞(2015) 日本ダービー(2015) |
ドゥラメンテは、日本競馬史を代表する種牡馬キングカメハメハを父に持つ競走馬です。父について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
💡キングカメハメハについて詳しくはこちら

馬名の由来
「ドゥラメンテ」という名前は、イタリア語で「荒々しく、はっきりと」という音楽用語を意味する言葉に由来しています。
現役時代の主な戦績
デビューからクラシック候補へ
ドゥラメンテは2014年10月に東京競馬場の新馬戦でデビューし、1番人気に支持されるも2着でした。続く未勝利戦では6馬身差の圧勝で初勝利を挙げます。
3歳初戦のセントポーリア賞も快勝し、共同通信杯では1番人気に支持されましたが、リアルスティールの2着。それでも世代屈指の実力を示し、クラシック戦線の有力候補として皐月賞へ向かいました。
皐月賞で衝撃の末脚
新たにM.デムーロ騎手を鞍上に迎えて臨んだ2015年の皐月賞では、サトノクラウンやリアルスティールなど強力なライバルに次ぐ3番人気で出走しました。
レースでは4コーナーで大きく外へ膨れる場面がありながらも、体勢を立て直すと直線では衝撃的な末脚を披露。先に抜け出したリアルスティールを豪快に差し切り、クラシック初制覇を果たしました。
🎥 2015年 皐月賞 レース映像(JRA公式)
日本ダービーを制し二冠達成
皐月賞を制したドゥラメンテは、続く2015年の日本ダービーに1番人気で出走しました。
レースでは好位から抜け出すと、後続の追撃を振り切って快勝。サトノラーゼンに1馬身3/4差をつけ、皐月賞との二冠を達成しました。
これにより、ドゥラメンテは世代最強馬としての地位を確立し、多くの競馬ファンから三冠馬誕生への期待が寄せられました。
🎥 2015年 日本ダービー レース映像(JRA公式)
骨折による長期休養
日本ダービーを制して二冠を達成したドゥラメンテでしたが、その後に両橈骨(とうこつ)遠位端骨折が判明。
これにより、三冠最後の一戦となる菊花賞への出走を断念。長期休養を余儀なくされ、三冠馬誕生への期待は途絶えることとなりました。
復帰までには約9か月を要し、翌2016年の中山記念で実戦へ戻ることになります。
中山記念で復活V
約9か月の休養を経て、ドゥラメンテは2016年の中山記念で復帰しました。
リアルスティールやアンビシャスなど実力馬がそろうなか、直線で力強く抜け出して快勝。骨折による長期休養を感じさせない走りで、改めて高い実力を証明しました。
この勝利により、ドゥラメンテは世界を舞台にしたドバイシーマクラシックへ挑戦することになります。
🎥 2016年 中山記念 レース映像(JRA公式)
ドバイシーマクラシックで世界へ挑戦
中山記念を制したドゥラメンテは、世界の強豪が集う2016年のドバイシーマクラシックに出走しました。
レースでは直線で懸命に前を追い、最後まで食い下がりましたが、優勝したポストポンドには及ばず2着。惜しくも勝利には届かなかったものの、世界の強豪を相手に互角の走りを見せ、その実力の高さを証明しました。
帰国後は、春のグランプリ・宝塚記念へ向かうことになります。
宝塚記念を最後に現役引退
ドバイシーマクラシックで2着と健闘したドゥラメンテは、帰国後に2016年の宝塚記念へ出走しました。
レースでは1番人気に支持されましたが、勝ち馬マリアライトに及ばず2着。その後、複数の靭帯、腱の損傷が判明し、現役引退が発表されました。
通算成績は9戦5勝。競走生活はわずか9戦と短いものでしたが、皐月賞・日本ダービーの二冠制覇や世界を相手に互角の走りを見せるなど、その圧倒的な能力は多くの競馬ファンの記憶に刻まれています。
🎥 2016年 宝塚記念 レース映像(JRA公式)
種牡馬としての功績(代表産駒5選)
ドゥラメンテは2021年に急逝したため、種牡馬として活躍した期間は決して長くありませんでした。
それでも、リバティアイランドやタイトルホルダー、スターズオンアース、マスカレードボールなど数多くのGI馬を送り出し、短い供用期間の中で日本競馬に大きな足跡を残しました。
①リバティアイランド
史上7頭目の牝馬三冠を達成した名牝
リバティアイランドは、2023年に桜花賞・オークス・秋華賞を制し、史上7頭目の牝馬三冠馬となりました。3レースすべてで圧倒的な走りを見せ、その世代の頂点に立ちました。
その後も国内外のGI戦線で活躍し、ドゥラメンテ産駒を代表する存在として、父の名をさらに高めました。
🎥 2023年 秋華賞 レース映像(JRA公式)
②タイトルホルダー
菊花賞などGI3勝を挙げた最強ステイヤー
タイトルホルダーは、2021年の菊花賞を5馬身差で圧勝すると、その後も天皇賞(春)、宝塚記念を制覇。長距離戦を中心に圧倒的な強さを見せ、日本を代表するステイヤーとして活躍しました。
ドゥラメンテ産駒初のGI制覇を成し遂げた名馬として、父の名をさらに高める存在となりました。
💡ステイヤーとは?
ステイヤーとは、3000m前後の長距離レースを得意とする競走馬のことです。
スピードだけでなく、最後まで走り切るスタミナや持久力が求められるため、菊花賞や天皇賞(春)で活躍する馬がステイヤーと呼ばれることが多いです。
🎥 2022年 天皇賞(春) レース映像(JRA公式)
③スターズオンアース
桜花賞・オークスを制した牝馬二冠馬
スターズオンアースは、2022年に桜花賞を制してGI初勝利を挙げると、続くオークスも制覇し、牝馬二冠を達成しました。その後もジャパンカップ3着や有馬記念2着など、古馬になってからも第一線で活躍しました。
ドゥラメンテ産駒を代表する名牝として、父の名をさらに高める存在となりました。
🎥 2022年 オークス レース映像(JRA公式)
④ルガル
スプリンターズステークスを制した短距離王
ルガルは、2024年のスプリンターズステークスを制し、GI初制覇を達成しました。スプリント路線で高いスピード能力を発揮し、日本を代表する短距離馬として活躍しています。
ドゥラメンテ産駒は中長距離で活躍する馬が多いなか、短距離GIを制したルガルの存在は、産駒の幅広い適性を示す一頭となりました。
🎥 2024年 スプリンターズステークス レース映像(JRA公式)
⑤マスカレードボール
天皇賞(秋)を制しGI初制覇を果たした名馬
マスカレードボールは、2025年の天皇賞(秋)では、古馬の強豪を相手に見事な差し切り勝ちを収め、GI初制覇を達成しました。3歳で秋の盾を制す快挙を成し遂げ、ドゥラメンテ産駒の新たなGIホースとして大きな存在感を示しました。
ドゥラメンテ産駒を代表する名馬として、父の名をさらに高める存在となりました。
🎥 2025年 天皇賞(秋) レース映像(JRA公式)
まとめ
ドゥラメンテは、皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬であり、圧倒的な走りで多くの競馬ファンを魅了した名馬です。
種牡馬としても、リバティアイランドやタイトルホルダー、スターズオンアース、ドゥレッツァ、マスカレードボールなど数多くのGI馬を輩出し、短い供用期間ながら日本競馬に大きな足跡を残しました。
現役時代の圧倒的な才能はもちろん、種牡馬としても優れた実績を残したドゥラメンテは、これからも日本競馬を語るうえで欠かせない存在として、多くの競馬ファンに語り継がれていくでしょう。

「ケイくん」
ドゥラメンテって、現役時代だけじゃなく種牡馬としても本当にすごい馬だったんだね!

そうなんです!現役時代は二冠馬として圧倒的な才能を見せ、種牡馬としても短い供用期間で数多くのGI馬を送り出しました。ドゥラメンテは、日本競馬の歴史に大きな足跡を残した名馬の一頭なんです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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